運転方法

(京王ATC)

発車前

発車前に必要な準備操作などは特にありません。

画面右側に表示されている“”や“”などの文字は種別を表しています。

発車後

運転中は基本的に速度計の緑の矢印の表している速度(制限速度)以上にならないように調節します。

制限速度を超えると自動的にブレーキがかかります。


速度制限が変更される場合には、ベルが鳴り、次の制限速度までの減速パターンが速度計の緑の矢印で表示されます。その減速パターンを逸脱しないように速度を調節してください。


停車駅に近づくと“ピーピー”という音と共に次停車駅が表示されます。それとほぼ同時に停止位置までの減速パターンが緑矢印で表示されます。減速パターンは25km/hまで続きます。その減速パターンを逸脱しないように減速し、停止位置に停車してください。駅に停車し、扉が開くとベルの音と共にパターンは解除されます。


次停車駅の出発信号が赤の場合、減速パターンは25km/hまでではなく、5km/hまで続きます。大幅に速度オーバーすると非常ブレーキがかかり、強制的に停車させられます。


非常ブレーキの解除方法は次の章をご覧ください。

非常ブレーキが作動してしまった際の復帰方法

非常ブレーキが作動してしまい列車が停止してしまった場合、列車が完全に停止してから、マスコンを非常(EB)の位置に入れ、Endキー(もしくはfn(function)キーと左矢印キー同時押し)を押すことで、次の閉塞区間まで25km/hの制限速度で走行することができます。